妊娠中の治療|府中市分倍河原駅の歯医者|むさしのくに歯科

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15:00〜20:30
休診日:日曜・祝日
※第2・4水曜日は休診いたします。

〒183-0045 府中市美好町3-6-5 ベルフィーノ府中1階A

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妊娠すると、ホルモンバランスに変化が生じ、身体の一部であるお口にも様々な影響が出ます。また、つわりなどにより歯磨きが十分にできなかったり、食生活が変わったりするので、お口の中を清潔に保つことが難しくなってしまいます。妊娠されましたら、今まで以上に口腔ケアをしっかりと心掛けることが大切です。

妊娠中のお口の変化

妊娠性歯肉炎

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つわりでしっかりと歯磨きができなかったり、食事の回数が増えたりすることで、妊娠中は口の中の衛生状態が悪くなってしまいがちです。また、妊娠中は女性ホルモンの分泌が増えますが、女性ホルモンには歯周病菌を増殖させる作用があるため、歯肉の炎症が起こりやすくなってしまいます。

虫歯になりやすくなります

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つわりによる食事回数の増加や、唾液の粘度が増すことで、口の中が不衛生になりがちです。
その結果、妊娠中は虫歯になりやすいとも言えます。

歯周病と早産・低体重児出産の関係

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妊娠中の歯周病を放置しておくと、早産・低体重児出産のリスクが高まることも指摘されています。生まれてくるお子様のためにも、歯肉炎・歯周病を未然に防いでいきましょう。

妊娠中の歯科治療について

治療を受けるタイミングについて

「妊娠中は、歯科治療をしない方が良い」ということはございません。一般的には5~8ヶ月の安定期(妊娠中期)が、歯科治療には最も適しているといわれています
しかし、実際の患者様の健康状態は、人それぞれ異なります。患者様の体調や、治療に対するご希望をふまえた上で、処置の内容を決めさせていただきます。妊娠されている方は、受付までその旨をお申し出ください。

妊娠初期(1ヶ月~4ヶ月)
つわりがひどかったり、流産の危険もあったりするので、応急処置のみでとどめておきましょう。
妊娠中期(5ヶ月~8ヶ月)
この期間が最も歯科治療に適しています。特別なことがなければ、歯科治療を受けても問題ありません。
妊娠後期(9ヶ月以降)
陣痛が起こる可能性があります。仰向けの体勢も負担になりますので、本格的な治療は出産後に行いましょう。

受診するには

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妊娠中の方は、母子健康手帳をご持参ください。ご記入いただく問診票にて、健康状態や治療の希望をお伺いいたします。

よくあるご質問

レントゲン撮影について

レントゲン撮影時の放射線量を心配される方も多く見受けられます。しかし、歯科医院でのレントゲン撮影時は、被ばくを避ける防護エプロンをお腹に付けていただきますので、安心してください。

麻酔について

歯科で一般的に使用される麻酔はごく少量であるため、胎児に重篤な影響が出ることはほぼありません。どうしてもご心配な方は、治療に麻酔が必要かどうかをお尋ねください。なるべく麻酔を使わない方針で、治療計画を立てさせていただきます。

お薬(服薬)について

薬の種類や飲む時期によっては、薬が赤ちゃんに影響する場合もあります。腫れや炎症がある、痛みが強い場合はご相談ください。

体勢について

歯科治療はあおむけで行われることがほとんどであるため、お腹が大きいと苦しく感じられるかもしれません。辛いと感じられたり、治療中に体調が悪くなったりした場合は、遠慮せずにお声掛けください。

授乳中の歯科治療について

出産を終えたお母さんの身体は、完全には回復していません。この時期は初期の虫歯、歯肉炎、軽い歯周病であれば治療できますが、その他の治療(痛み、腫れがある場合)は応急処置に留めることが多いです。

レントゲン撮影・麻酔について

妊娠中同様、レントゲン撮影は、授乳中であっても心配の必要がありません。

お薬(服薬)について

乳児への影響が心配される、服薬についてですが、生後3ヶ月を過ぎれば気にする必要はありません。
母親が服薬すると、その成分が母乳を通して乳児へ摂取されるのでは?と思う方も多いですが、生後3ヶ月未満の乳児においても、服薬後5時間を経過すれば大丈夫です。

母子健康手帳について

母子健康手帳の交付を受けたあとは、むさしのくに歯科までお越しください。歯科検診診断を行い、母子健康手帳の歯科の記入欄に印をつけさせていただきます。親子ともに健康で過ごしていけるよう、しっかりとサポートいたします。

-1歳からのお付き合い

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「生まれてくる子供に、虫歯で辛い思いをしてほしくない」お父さん・お母さんは誰もがそのように思っているはずです。
実は、お子様の虫歯予防は、お子様が生まれる前から始まっています。
生まれたばかりの赤ちゃんの口には、虫歯菌は存在しません。何かの機会で、生活を共にする家族の唾液から、虫歯菌が赤ちゃんに移ってしまうのです。
お子様を虫歯にさせないためには、お子様だけでなく、家族みんながお口を綺麗にしていくことが大切です。妊娠中だけでなく、お子様が生まれてからも、親子で定期検診にご来院ください。

妊娠すると歯ぐきが悪くなるって、ほんと?

ホルモンバランスや唾液の量の変化により、
歯ぐきに炎症を起こしやすくなります。

妊娠中の歯肉の溝からは、女性ホルモン(エストロゲン)を好む特有の細菌が発生します。その細菌が、歯肉の腫れの原因となります。妊娠中の女性の約4割が「歯肉からの出血や腫れ」を自覚しているといわれています。もちろん、お口の中をきれいにしておくことで、歯ぐきが悪くなることを防ぐことができますので、ご安心ください。

妊娠したら、ご家族で禁煙しましょう!

タバコの煙は、喫煙者が吸い込む煙よりタバコから立ち上っている煙の方がはるかに多くの有害物質を含んでいます。ご家族の喫煙の影響は、当然大切なお子様にも及びます。 特に妊婦さんの喫煙は、流産や低体重出産などの深刻な結果が生まれてきてしまう確立が高くなります。
大切なお子様の健康を守るためにも、ご家族皆様で協力して禁煙するようにしましょう。

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