歯周病治療|府中市・分倍河原駅の歯医者|むさしのくに歯科

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※第2・4水曜日は休診いたします。

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沈黙の病気・歯周病の治療はお早めに

むし歯になると痛みがありますが、歯周病は中等度以降に悪化しないと自覚症状がほとんど起こりません。「沈黙の病気」と呼ばれるほど、歯周病は静かに進行していくのです。
初期段階では歯ぐきが腫れ、やがて歯磨きの時に出血するようになります。その段階でも不快感はほとんどないため、重症化して歯のグラつき、歯ぐきの衰え、ひどい口臭などが見られるようになってから治療を始める方が少なくないのです。
大切な歯とお口を守るため、不快感や痛みがなくても小さな違和感を感じたらぜひお早めにご相談ください。

歯周病になりやすい人とは

  • 1慢性的に疲れている
    疲れがたまると抵抗力が低下するため、細菌に感染しやすくなります。
  • 2かみ合わせが悪い
    噛む力が偏り、歯肉にダメージを与えます。また口呼吸が続くとだ液量が減って細菌が活発になります。
  • 3歯並びが悪い
    歯を隅々まで磨きにくくなるため歯周病のリスクが高まります。
  • 4女性
    歯周病菌の中には女性ホルモンによって活発化するものもあります。特に妊娠中は注意が必要です。
  • 5慢性的な喫煙習慣
    タバコの有害物質が血管を収縮させ、血液循環が悪化するため、細菌が増えやすく重症化もしやすくなります。
  • 6デンタルフロスを使わない
    デンタルフロスを使わないと、歯ブラシの届かない歯と歯の間などに汚れがたまります。

歯周病を防ぐためには、こうした6項目に該当する人はもちろん、それ以外の方も予防を続けることが大切です。

歯周病が全身に及ぼす影響とは

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歯周病はお口の中だけでなく、全身の健康にも関わっています。
歯周病になると歯周病菌は歯ぐきから血管に入り込み、全身にめぐっていきます。そのため、糖尿病や狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、関節炎・腎炎などのリスクが高まり、症状も悪化しやすくなるのです。特に糖尿病と歯周病の両方になると、互いに症状を悪化させるため、同時に治療することが重要です。
また、歯周病菌を吸い込むことで誤嚥性肺炎を起こすこともあります。
さらに、歯周病の妊娠中の女性は低体重児早産となる可能性が、健康な女性の7倍もあることがわかっています。
お口と全身の健康を守り、次の世代を元気な状態で出産するためにも、歯周病予防は欠かせないのです。

歯周病の予防について

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食後のブラッシング

歯周病予防の基本の1つは、食後の歯磨きです。
歯周病菌が数多く潜む歯垢や食べかすをしっかりお口の中から取り除くことで、歯周病のリスクを抑えることができます。歯周病になっていたとしても重症化していなければ、毎日丁寧に歯を磨くだけでも症状を改善することができます。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシ、フッ素入りの歯磨き剤も使うことで予防効果はさらに高まります。当院では歯磨き方法の指導も行うとともに、デンタルグッズ選びもアドバイスしています。

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定期的な検診とクリーニング

毎日歯を磨いていても、磨き残しはできるものです。時間が経てば磨き残しはたまり、歯周病になりやすくなっていきます。
そのため定期的に歯科医院に通い、検診とクリーニングを受けることでより確実に歯周病予防ができるようになります。
患者様のお口の状態によっておすすめする頻度は違いますが、数ヶ月に1回はぜひ予防のためご来院ください。むし歯や歯周病になったとしても、早期発見・治療もできるようになります。

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禁煙

喫煙習慣は、むし歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
タバコの煙や成分は、お口の粘膜や歯ぐきから吸収されて、血液循環を悪くします。そのため歯ぐきが酸素不足になり、歯周病菌が繁殖しやすくなるのです。そのため、喫煙者の歯の本数は低下しやすいという調査結果もあります。
歯周病になったり歯周病予備軍だとわかった方はもちろん、それ以外の方も健康のためぜひ禁煙に取り組みましょう。

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