コラム
お子さまの「こ食」と「健口」との関わり
皆さんこんにちは。
むさしのくに歯科です。
現代の日本では、核家族化や晩婚化などが進み、「孤食」が習慣化している人が増えてきています。
ひとりきりで食事をする習慣は、心身にとってあまり良いものとはいえません。
実はそれ以外にもいくつかの「こ食」があり、お口の健康への悪影響も懸念されています。
そこで今回は、こ食とお口の健康との関わりを食育的な観点から解説します。
こ食には、他にも単品ばかり食べてしまう「個食」、子どもだけで食べる「子食」、きまったものしか食べない「固食」、食べることが楽しくない「虚食」などがあります。
いずれもお子さまの発育には良くなさそうなものばかりですよね。
普段、何気なく摂っている食事でも、振り返ってみると、このような「こ食」が増えてしまっていることでしょう。
「お口は命の入口、心の出口」ともいわれるほど、私たちの人生において非常に重要なものといえます。
毎日どんなものをどんな方法で口にするかによって、肉体はもちろん、心のありようも変わってくるものです。
とくに発育期にあるお子さまは、適切な食べ方を身に付け、食べるべき食材を厳選する必要があります。
そうすることで、歯や顎の発達が正常に促され、身体の健康も維持できるようになるのです。
そうした「食育」は、親御さまでなければ行うことができません。
当院までお越しいただければ、そのお手伝いができることかと思います。
このように、お子さまの食習慣は、歯や顎の骨の発育だけでなく、全身の健康状態にも大きく関与するため、正しい知識や方法を身に付ける必要があります。
お子さまの「健口」を守るためにも、食育という観点から食習慣の見直しを行っていきましょう。
むさしのくに歯科では、食育に関するセミナーも開催しており、食事が身体にもたらす影響を口腔機能のお話と交えて解説することができます。
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